アンティークの3段ケーキスタンドでおうちカフェをアフタヌーンティーに♪
くすん・・
オットが「お腹が空いた~!」・・と急かすものだから、サンドイッチの写真を撮り忘れてしまいました・・。
パンにバターを塗って薄切りきゅうりだけをはさむ、正統派(?)キューカンバーサンドイッチを作るのは久しぶりです。
(きゅうりだけでは寂しい気がして)ついツナやスモークサーモンなどをはさみたくなってしまうところですが、やはりアフタヌーンティーではきゅうりだけのキューカンバーサンドイッチでキメなくては!です(笑)。
さて・・
日本でも有名(?)なイギリスのアフタヌーンティーですが、この習慣は19世紀のビクトリア時代に貴族や王族たちの間で始まった習慣です。
彼らの夕食は夜9時過ぎに始まるのが一般的だったので、午後4時頃にスコーンやケーキ、サンドイッチ※など指先でつまめる軽食を紅茶と一緒に頂いたのだそうです。
※当初は「キューカンバーサンドイッチ」・・の形ではなく、「薄切りのきゅうり」と「バターを塗ったパン」が別々に供されたそうです。
以前にもお書きしたことがあるのですが・・
現代の一般的なイギリス人家庭には(日本人が考えるような)アフタヌーンティーの習慣はありません。
モチロン彼らは一日に何回も紅茶を飲みますが、それは私たち日本人がお茶を飲むのと同じような感じで、一緒に頂くのはビスケットやチョコレート程度です。
ところで・・
一見準備が大変そうなアフタヌーンティーパーティーですが、実は簡単に準備をすることも可能です。
これは私がよく使う手なのですが・・
「胡椒入りトリュフ」など話題になりそう&手がかかって見えそうなスウィートを一品だけ手作りし、スコーンやケーキ、サンドイッチなどは全て既製品を使うのです~(笑)。
そしてこれらをいかにもアフタヌーンティーな3段のケーキスタンドーにうやうやしく盛り付け、お客様にお勧めするのです~。
ポイントは(お料理の手は抜いても)ティーセットやティーストレーナーなどの小物類は絶対に手を抜かないこと!です(笑)。
テーブルクロスを敷くと、ゴ~ジャス感30%アップ(当社比)間違いなし!
手間なし簡単なのに豪華で優雅・・、ランチ※ にお客様をお招きする際に超おすすめです
(※内容的に「午後のお茶」としてはちょっと重いので・・)
あ・・
スコーンはお勧めする直前に軽く温めると、手作りっぽさを醸し出せててグーです(笑)。
(手作りじゃないけど・・)
おうちでアフタヌーンティー
ティーストレーナーとシュガートング。ティーセットはウェッジウッドのアンティークです。
レーシーなガラス器。アールデコらしい持ち手のデザインが特徴的です。1930年頃。
ティーナイフ・ジャムポット・ジャムスプーンなど。
ガラスのケーキスタンドとケーキナイフ。ケーキナイフは1900年頃のもので、これ一本でケーキを切ってサーブが出来る優れもの・・らしいです(笑)。
ピクルス入れは1900年頃のクリスタルガラス。枠はシルバープレート。 今日の晩ごはんは こちら です~。