イギリスで不動産 ~お家探し、再開!~
イロイロな事情で中断していたお家探しを再開です~。
(長年のイギリス的食生活のせいで自分自身が大きくなってしまったせいなのか、ハタマタ荷物が増え過ぎてしまったせいなのかは不明ですが、なんだかお家が狭いのですぅ・・)
不動産屋さんから、いい物件がありまっせ~のメールをもらいながら、ちょっと無理めのお値段にそのままになっていたお家の値段が1割近く下がったので、思い切って室内を見せてもらいに行ってきました~。
ちなみに私は古~~いお家を探しています。
古い建物のほとんどがそうであるように、やっぱりこの家も2階の床が思いっきり斜めっていました(笑)。
この建物の記録は17世紀の中頃に始まりますが、一番古い部分は16世紀に建てられたようです。
16世紀といえば日本はちょんまげ江戸時代~!の更に前・・の安土桃山時代、イギリスはシェイクスピアが生まれた辺りの時代・・とそう考えると、床が斜めっていても床が落ちていてもそう不思議ではないかもです。
ところで・・
この家は1960年代に購入した現オーナーによって増築などの改装が行われたのですが、その後グレードⅡにリストされたせいか新たに手は加えられてない(手が加えられなくなった?)ようです。
このあまり聞き慣れない「グレードナントカ」というのはイギリスの古い建物を保存する為に考えられた グレートな仕組み で、うっかり(?)コレに指定されると許可なくしていかなる改装も、それどころか当時と同じ方法で行わないのならば修理さえもままならないという、プチ文化財の保存/修理を持ち主に丸投げする(すなわち国の懐を全く痛めない)すごいシステムなのです(笑)。
う~む・・
(プチ文化財の保存に)貢献すべきか、すべきでないかそれが問題だ!
(↑ハムレットの有名なセリフ風に )
建物
お庭からの風景(絶景です~)
リビングその①の暖炉(もう一部屋リビングがあります)
ダイニング
キッチン
ユーティリティー
2階の踊り場