イギリスの病院に入院して紅茶漬け~
オットが癒着性虫垂炎(正式名称不明)の手術で4日ほど入院しました。
イギリスで入院するのはこれで(たぶん)4回目。
そこで一句です~
病室で~ お飲み物はと 尋ねられ~
面食らったは いつの日か~
五・七・五・七・七です(笑)。
皆さんもご存知のように、イギリス人は無類の紅茶好き。
家ではモチロン、職場にもマイカップを持ち込んで1日何回もお茶を飲みます。
傍目には「仕事の合間にお茶を飲んでいる」のではなく、「お茶の合間に仕事をしている」・・、そんな印象です(笑)。
とにかく紅茶がなくては昼も夜も明けない国民、それがイギリス人。
なんと!
そんな紅茶ラブ な彼らの為に、病院にも(食事の時間とは別に)お茶の時間があります。
毎日決まった時間になると、機内のお飲み物サービスのような「お飲み物トロリー」を押したおねーさんが注文を取りながら各病室を回るのです~。
「飲み物はいかがですか?」
「あ、紅茶を下さい」」
「お砂糖とミルクはどうなさいます?」
「お砂糖を2杯、ミルクはいりません」
オット、当たり前のように答えていましたが、よく考えると(考えなくても?)不思議です。
ここは病院、機内ではありません・・
ちなみに朝食前・昼食前・午後そして寝る前・・の合計4回、お飲み物トロリーはやってくるそう。
コレって機内のお飲み物サービスより回数が多いかもです(笑)。
それにしても・・
ミルクたっぷり(たぶんお砂糖もたっぷり!)の紅茶をすする彼らのなんとまぁ幸せそうなこと!
紅茶の消費量は年々減っていると言われていますが、多くのイギリス人にとって紅茶は空気や水と同じく生活になくてはならないモノなのですね(しみじみ・・)。
紅茶飲む~ 彼らの権利(?) 守る為~
今日も行く行く~ お茶トロリー
字余り(笑)。
《お茶トロリー》