変わりゆく味覚~イギリスのケーキは美味しい?~
嗜好や味覚・・というものは、年齢や食習慣によって変化していくものなのですね(しみじみ・・)。
最近、ウィスキーの水割りラブ ・・なワタクシです。
ウィスキーの水割りはオジさまの飲み物・・と思い込んでおりましたが、これがなかなか美味しい(笑)。
ン十年ぶりにウィスキーの水割りを頂く機会があって発見!
若い頃、父に連れられて行ったクラブ(若い方の行く「クラブ」とは別モノです~)で頂いたときには全く美味しいと思わなかったのに、う~ん・・、不思議です。
子供の頃美味しいと思わなかった、例えばビターチョコレートのような食べ物が大人になって美味しく感じるのと似ているような・・。
苦味の中に感じる甘さや旨みが心地良いと申しましょうか・・。
そういえば・・
イギリスに住み始めた頃、イギリスのケーキは甘すぎて食べられませんでした( 遠い目・・)。
甘過ぎて口の中が痺れ、甘味以外の味覚(旨みや酸味など等)を全く感じられないほど(笑)。
(甘味を抑えたケーキが主流な日本では考えられないかもですが、こちらのケーキは飽和状態までお砂糖が入って入るので頬張ると口の中がジャリジャリします)
・・が、
慣れというのは恐ろしいものです。
イギリス生活も10年を迎え、今では甘さの中に隠された(?)ビミョーな旨みやフレーバーを感じることが出来るようになっただけでなく、イギリスのケーキが美味しい とさえ思うワタクシです~。
「Glenfiddich」のウィスキーの12年・15年18年モノを飲み比べ~。