イギリスはインディアンサマー
インディアンサマーです~。
つい先週まで晩秋・・というか、もしかして冬が始まったカモカモ~なお天気だったのにここ数日ミョーに暖かく、日中なら半そででも大丈夫な感じです。
せっかく(?)冬を覚悟して、暖炉の脇に薪を積んだりお庭を片付けたり・・と冬支度を始めたトコロだったのに、このまましばらく暖かいのでは・・などと思わず淡い期待をしてしまいます。
いえ・・、長年のイギリス暮らしでこんな日々は長くは続かないことはよ~く知っているのですが・・(笑)。
さてさて・・
イギリス人はこんな日~夏が終わったのに暖かい日~をインディアンサマーと呼びます。
うーん・・、なぜにインディアン?
今までダレカレかまわず意味を尋ねてみましたが・・、
「意味は知らないな~」・・とか
「みんながそう呼ぶから・・」・・とか
「インドみたいに暑いからじゃない?」
(どう考えてもインドの半分も暑くないです)
・・など等、的を射ない答えばかり。
傑作だったのが昨日家にオットを迎えに来たタクシーの運転手さん。
(オットは昨日から出張なのです~)
「イギリス人はこんな日をインディアンサマーって呼ぶらしいんだけど、何でそう呼ぶか知ってる?」
私の質問に対して彼は少し考えたフリ(たぶん)をした後、
ニヤリ・・と笑って
「う~ん・・、知らないなぁ~、だって僕はアイリッシュだもん」
イギリスをイギリスという一つの国・・だと思ってらっしゃる日本の方は多いですが(え・・っ、私だけデスカ?)、本当はイングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランドの4国を合わせて「グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国」といいます。
愛国心溢れる(?)彼らはどの国の出身かということにとてもこだわります。
ついうっかり「イギリス人(イングリッシュ)は・・」と言ってしまった私に対して、彼はジョークで抗議をしたというワケです
どんな時も冗談を忘れない、イギリス人・・、いえブリテン人はスゴイですぅ~。
秋です~。庭のオーク(冬に葉っぱが落ちるから楢?)の木からどんぐりが・・。
もう来年の夏までパラソルを広げることは無いと思っていました~。
庭の池(湖?)、湖面に木々が映ってめっちゃキレイです