イギリスでフランス家庭料理
世界一マイナーな世界遺産アイアンブリッジ・・から車で5分、こんなトコロに本当にレストランがあるのか・・というくらいの山の中、以前エール(イギリスのビール)のお話でにちょこっとお書きした事がある美味しい地ビールの頂けるパブ・・の前にあるフレンチレストラン「Fat Frog(デブ蛙)」へランチへ行ってきました。
(長~い前置きですぅ~) 地ビールが頂けるパブ・・の前にある
フランス家庭料理のレストラン、「Fat Frog」。
このレストラン、随分前に一度だけお邪魔した事があるのですが、その時ワタクシはお肉~な気分だったので、フランス家庭料理が頂けるレストランだという事をすっかり忘れてうっかりステーキをオーダーしてしまって、肝心のおフランスの味を堪能し損ねてしまいました・・
・・というわけでリベンジ(?)です!
今回はちゃんとフレンチメニューからオーダーをしました(笑)。
前菜はナシでいきなりメインデッシュからスタートだったのですが、メインデッシュが出来上がる前に運ばれた「メインデッシュの付け合せのサラダ」が、ちょっと日本のランチタイムっぽくて懐かしかったです。
イギリスのレストランでは(星付きのところは別です)、メインデッシュの付け合せは人数分がドーンッ!と同じお皿に入って出てきて、それぞれが好みの量を取り分けるスタイルが一般的なのですが、ここでは日本のランチタイムでよく見かける小さな木のボールにサラダが入って出てきました。
(小さな・・と申しましても、このサラダ、日本の2倍近い大きさがあります)
お話は変わりますが・・
イギリス人とフランス人はなぜかお互いをバカにしあっています。
イギリス人はフランス人を「蛙野郎(Frog Bastard)」と呼び、フランス人はイギリス人を・・あれれ・・、何でしたっけ?
うっく・・(←死語です~)年は取りたくないものです・・。
(コホン・・)気を取り直して・・、
予想通り(?)、こちらのオーナーシェフが太った(Fat)なフランス人(Frog)でした。
今から約40年前にイギリスに渡ってきたそうな・・。
この方、どう見ても60はいってらっしゃらないので、その中の40年って、う~ん・・、もうほとんどイギリス人のような気もしますが・・(笑)。
牛肉の赤ワインになどのお料理はそれなりに美味しかったのですが、やはりオーナーシェフの長年のイギリス生活が祟って(?)いるのでしょうか、フレンチレストランではお見かけしない付けあわせが・・(笑)。
イギリス人の主食(?)「チップス(フライドポテト)」です・・
(もしコレがブレッド&バターだったら、もっと評価が上がったかも・・)
お料理の味付けは悪くなかったものやや味が濃すぎたので、(味を)薄める「何か」が欲しかったワタクシは、不本意ながらチップス(フライドポテト)を頬張りながらお料理を頂きました(笑)。
ワタクシはチップスを頬張りながら、ふ・・と、フランス屈指の食い倒れの街リヨンに行った時の事を思い出していました ( 遠い目・・)
特にレストランガイドなど調べなくても飛び込みで入ったレストランさえ美味しいフランス、ブラボー!です。
イギリスで~ 美味しいものを 探すのは~、 これはなかなか 骨が折れますぅ~
今日は五七五七七で決まりましたデス
店の外でビールを飲んでいる、お馬でお散歩中の方々。
ワンちゃんだったら店内に入れますが、さすがにお馬さんは・・(笑)。
店全体を裏から見たところ。
ワンちゃん連れのイギリス紳士。
ビールのポンプ。
店名でもある蛙グッズがアチコチに・・。
今日頂いたエール「OLD HOOKY」。
メインデッシュ。
デザート。
家の周りは田舎道なので、お散歩から帰ったらシャワーです~。
このところ美味しい生活が続き太り気味なので、モモを連れて夜のお散歩に行ってきました。
このままではワタクシ、店名を「Victorian Cat Antiques」から「Fat Cat Antiques(デブ猫アンティーク)」に変えなくては!です・・
店名:The Grove Hotel The Fat Frog Bistro & Restaurant
住所:10 Wellington Road, Coalbrookdale, Ironbridge, Telford. Shropshire. TF8 7DX
電話:01952 433 269
HPアドレス:http://www.fat-frog.co.uk/index.php 平均するとメインデッシュは£10ちょっと、デザートは£5前後です。
食前に一杯頂いて、メインデッシュにデザート、デザート後のコーヒーとチップまでで£20ちょっと(日本円で約4300円?)くらいです。