3月の最終日曜日、今年も “サマータイム(夏時間)” が始まりました。
一年にほとんどを鉛色の空の下で過ごすイギリス人にとって、“サマータイムの始まり” は まさに“この世の春の到来”、パラダイスの始まり始まり~!なのです。
ところで・・
一口にサマータイムと申しましても、ほとんどの日本の方には馴染みのない言葉かもしれません。
簡単似申しますと、今まで “朝6時” だった時間が “朝7時” となります。
つまり今までよりも1時間早く1日が始まります。
(1時間早起きをしないといけません)
当然会社も今までより1時間早く終わることになり(今までよりも1時間長く明るい時間を楽しめます)、ガーデニング
ラブのイギリス人たちは、早々家に帰って庭仕事に励みます。
しかも夏(夏至)に向かっては日どんどん長くなるので、彼らの庭仕事はどんどん拍車がかかり・・。
ガーデナー(庭師)を雇う余裕のある一部のお金持ちの方を除き、一般イギリス人の庭はこの “サマータイム” によって支えられていると言っても過言ではありません(笑)。
・・が、
これは “家庭が一番大切、残業なんて以ての外!” という社会風潮があってこそ。
もし “サマータイム” を日本に導入しようとしたら、国民の・・特にサラリーマンの方々の反対に遭うのは間違いありません。
何しろ残業が当たり前(?)の日本社会。
日本でサマータイムを導入したら単純に働く時間が増えてしまいます(笑)。
(明るい時間が増えれば商店も営業時間を延長せざる得ませんでしょうし・・)
日本でも
サマータイムを
やるならば~
まずは終電
1時間延ばし~
字余りです(笑)。

犬ムスメはフリスビー遊び。

猫ムスメ達は日向ぼっこです~。
手前のシャム猫(名前:ジャム)は数ヶ月前に脱走※して大変なことになったので、リード付きです。
※オットとモモ、そしてワタクシで真夜中までアチコチ捜索。
狐がウジャウジャ(?)のフィールドで遊んでいるところをモモ(我が家のワンコ)が見つけ捕獲しました。
狐は猫より大きな種類のウサギも食べるので本当にヒヤヒヤモンでした・・。
オットが癒着性虫垂炎(正式名称不明)の手術で4日ほど入院しました。
イギリスで入院するのはこれで(たぶん)4回目。
そこで一句です~ 

病室で~ お飲み物はと 尋ねられ~
面食らったは いつの日か~
五・七・五・七・七です(笑)。
皆さんもご存知のように、イギリス人は無類の紅茶好き。
家ではモチロン、職場にもマイカップを持ち込んで1日何回もお茶を飲みます。
傍目には「仕事の合間にお茶を飲んでいる」のではなく、「お茶の合間に仕事をしている」・・、そんな印象です(笑)。
とにかく紅茶がなくては昼も夜も明けない国民、それがイギリス人。
なんと!
そんな紅茶ラブ
な彼らの為に、病院にも(食事の時間とは別に)お茶の時間があります。
毎日決まった時間になると、機内のお飲み物サービスのような「お飲み物トロリー」を押したおねーさんが注文を取りながら各病室を回るのです~。
「飲み物はいかがですか?」
「あ、紅茶を下さい」」
「お砂糖とミルクはどうなさいます?」
「お砂糖を2杯、ミルクはいりません」
オット、当たり前のように答えていましたが、よく考えると(考えなくても?)不思議です。
ここは病院、機内ではありません・・ 

ちなみに朝食前・昼食前・午後そして寝る前・・の合計4回、お飲み物トロリーはやってくるそう。
コレって機内のお飲み物サービスより回数が多いかもです(笑)。
それにしても・・
ミルクたっぷり(たぶんお砂糖もたっぷり!)の紅茶をすする彼らのなんとまぁ幸せそうなこと!
紅茶の消費量は年々減っていると言われていますが、多くのイギリス人にとって紅茶は空気や水と同じく生活になくてはならないモノなのですね(しみじみ・・)。
紅茶飲む~ 彼らの権利(?) 守る為~
今日も行く行く~ お茶トロリー
字余り(笑)。

《お茶トロリー》
初めて見たら驚くかもです・・ 

住宅街を歩く家族らしきグループ。
ベビーカーを押しているママの隣を小さな子供を両手につないだパパ。
楽しげにおしゃべりをしながらズンズンどこまでも歩いていきます。
たぶんお散歩なのでしょうが、ワンちゃんの姿はありません・・。
ひぇぇぇ~
家族総出で お散歩デスカ・・?
・・などと奇異の目で眺めたのは今はムカシ。
幼い子供を連れの若いパパママや老人カップル、時には一人で意味の無い道をただ歩いているイギリス人を頻繁に見かけるうちに、彼らにとってお散歩は読書やガーデニングと同じように趣味の一つ、もしくはライフワークなのだということに気が付いたワタクシです。
晴れの日はモチロン、雨が降っても雪が降っても、たとえ旅行先でだってお散歩を楽しむイギリス人。
ワンちゃんを飼ってなくてもノープロブレム!
彼らにとってお散歩はワンちゃんがいるから行くものではなく、まずお散歩に行きたい自分がいてたまたまワンちゃんを飼っていたからワンちゃんも連れて行くものなのです~。
コホン・・
お正月なのでここで一句。
意味も無く~
歩く彼らは
イギリス人。
家族総出で
今日もお散歩~。
五・七・五・七・七ですぅ 


<2009年元旦>
いつものお散歩コースが寒さで凍って真っ白に・・。
雪ではないです~。

遊びに来てくれた友人ファミリーとお散歩です~。
友人(Hちゃん)ファミリーはモチロン全員イギリス人。
日本人の友人はこんな日にお散歩には絶対行きません(笑)。

Hちゃんの天使ちゃん、Z君。

パパと天使ちゃんたち。
こんなモノを売っているなんて、まったくも~イギリスってば・・。
・・などと思っていたのに、自分自身がコレのお世話になる日がこようとは夢にも思っていませんでした。
日本では見たことありません。
それともワタクシが知らないだけで、日本でも売られているのでしょうか??
コレとは・・
その名もズバリ!(←死語です~)デンタル・ファースト・エイド・キット。
例えば詰め物が取れたとき~
例えば差し歯が落ちたとき~
コレあえあればものの数分で元通りです~ 

資格も難しい技術もなーんにも要りませんデス!
ところで・・
イギリスの歯医者さん、一般的にあまり上手ではありません。
(探せばどこかにゴッドハンドを持つ方がいらっしゃるかもですが・・)
今まではロンドンの歯医者さん(プライベート)にかかっていたのですが、治療した歯が痛んだりブリッジが3度も落ちたり・・。
3度目のブリッジが落ちた時、頭の中でアノ歌がリフレインしました・・。
ロンド橋、落ちた~
落ちた~、落ちた~
ロンド橋、落ちた~
アノ時は急遽日本へ帰って治療しました。
歯が落ちたその週には機上の人になっていました。
今回も出来ればすぐにでも日本へ行って歯の治療をしたいのですが、近日中にコンテナを送らなくては※!アン~ド、オットがあまりに忙しくワタクシが日本へ行ってしまったら我が家の動物たちが餓死しそうで・・。
※ オンラインショップの運営の他にオールドパインを使用した家具とアンティーク等を日本のお店にコンテナで送っています。
ムフフ・・(←死語デスカ?)
この接着剤、なかなか性能(?)がヨイかも・・。
(硬いモノは怖くて食べていませんが)フツーのモノはとりあえず食べられます。
もう少しこのまま様子を見ることにしますデス~。

とてもグッドな商品なのでヴィクトリアンキャットに掲載してみようかしらん・・と一瞬思ったのですが(ジョーダンです)、日本にはヨイ歯医者さんがたくさんあるので必要ないですね~(笑)。